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シュレーディンガーの猫

作曲者 西村 友
出版社 東京ハッスルコピー
価格 10,000円

【作曲】西村 友

No収録曲作曲(編曲)演奏時間
【編成】
Flute 1,2
Oboe
Bassoon

B♭ Clarinet 1,2,3
B♭ Bass Clarinet

E♭ Alto Saxophone 1,2
B♭ Tenor Saxophone
E♭ Baritone Saxophone

B♭ Trumpet 1,2
F Horn 1,2,3,4
Trombone 1,2
Euphonium
Tuba
String Bass

Percussion 1(Finger Cymbal / Triangle / Bass Drum / Snare Drum)
Percussion 2(Suspended Cymbal / Pair Cymbal / Tambourine / Snare Drum / Castanet)
Percussion 3(Glockenspiel /Chime(opt.))
Percussion 4(Xylophone / Vibraphone / Chime(opt.))


【解説】
オーストリアの理論物理学者、シュレーディンガーが1935年に提唱した思考実験が、所謂「シュレーディンガーの猫」です。これは、すご?く簡単に言うと「ふたをした箱の中に猫が1匹いる。箱の中にはラジウムという原子が一つだけあり、そのラジウムが放射線(α粒子)を出すと反応して毒ガスを出す装置も置いてある。仮にラジウムが放射線を出す確率を1時間に50%だとすると、1時間後の猫は死んでいるか生きているか?」という架空の実験。
「生きてるか死んでるか、どちらかに決まってるじゃない!」と結論を急ぐなかれ、量子力学上は「この猫は死んでいる状態と生きている状態が両方重なり合っている」と認識するのです。なぜそうなるかというと…お話はここから先が面白いのですが、まあそれはみなさんに調べていただくとして…。
人の心にも世の中に起きるいろいろなことにも、白黒つけにくいことたくさんありますよね。「Aさんも好きだけどBさんも好き」「辛いけれど楽しい」「同時に存在する多元宇宙」等々…。答えは無限にあるようにも、一つの真理に近づいていくようにも見える…
曲は常に二つの要素を含みながら進んでいきます。例えば鏡に映った相反するメロディ、交互に現れる一番遠いコード、一つの和音がトリルによって瞬間さまざまな色を行き来する世界、等々。
さて、先ほどの「シュレーディンガーの猫」、結局のところ死んでいるのでしょうか生きているのでしょうか?答えは簡単。「ふたを開けてみれば良い」のです。
謎は続くとしても、まずふたを開けてみましょう。答えはそこにきっとある…かもしれない。
(西村友)

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