「子供がヤマハ音楽教室に入会したら、ピアノを買う必要がある？」
今回はそんな疑問にお答えしていきます。

ヤマハに入会したら、いつ鍵盤楽器を買えば良いのか

ピアノ等の鍵盤楽器を用意して頂く目安は、4・5歳(年中・年長)対象の幼児科に入会する前後です。
幼児科から本格的な鍵盤レッスンが始まるので、毎回の宿題に対応するためにも必要になってきます。

それぞれの鍵盤楽器のメリット・デメリット

ここで、キーボードと電子ピアノ・ピアノ(アップライトピアノやグランドピアノ)の違いを確認してみましょう。
鍵盤学習で使う際の、それぞれのメリット、デメリットを挙げてみます。

【キーボードのメリット】
・安価
・持ち運びしやすい
・ヘッドホンが使えるので周りに配慮できる

【キーボードのデメリット】
・ピアノより鍵盤数が少ない
・タッチがピアノと全く異なり、そもそも鍵盤の学習には不向き

【電子ピアノのメリット】
・種類が豊富で、自分に合った商品が選べる
・ヘッドホンが使えるので周りに配慮できる
・より生ピアノに近い音、タッチの商品もある
・生ピアノより省スペース
・調律(点検と調整)の必要がない

【電子ピアノのデメリット】
・機械のため、いずれ壊れる
・タッチが生ピアノよりも軽め
・どんな弾き方をしても同じような音が出る造りになっているため、より上達したいなら本物のピアノの方が良い

(写真はアップライトピアノ)

【グランドピアノ・アップライトピアノのメリット】
・定期的に調律を行えば一生使える
・生音で練習できるので、上達しやすい
・音が繊細、弾き手の個性も出しやすい
・ピアノを練習しているぞ！というモチベーションが上がる

【グランドピアノ・アップライトピアノのデメリット】
・キーボードや電子ピアノより高価
・湿気に弱い
・特にグランドピアノはスペースを取る
・音が響く(ヘッドホンが使える、消音ユニットを取り付けることが可能です！)

幼児科の2年間は入門者向けの電子ピアノにし、ジュニアのコースに進級するタイミングで、さらにグレードアップした電子ピアノやアップライトピアノ、グランドピアノに買い替えると良いでしょう。
もちろん、初めからアップライトピアノやグランドピアノを使うのも、指の筋肉の発達にはおすすめです。

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