た～たかうも～のの　うたがき～こえるか～♪・・・ハイ。ミュージカル「レ・ミゼラブル」より「民衆の歌」の抜粋です。きっとメロディを聴けば「あ～この曲か！」と思っていただけるかと。有名な曲ですよね。レミゼといえば！という感じ。

さあ、そんな訳で始まりました、つれづれＳＯＮＧＳコラム。第1回目ですよ！予告でお話しした通り、今回はミュージカル「レ・ミゼラブル」をご紹介します。

まずは「レ・ミゼラブル」、どんなミュージカルかと言いますと・・・

原作はフランスの詩人・小説家のヴィクトル・ユーゴーの同名小説。日本だと「ああ無常」というタイトルで知られています。たった1本のパンを盗んだ罪で19年間も牢獄で奴隷として生きてきたジャン・バルジャンという男が主人公です。

ずっと酷い生活を強いられ人を信じることが出来なくなっていたバルジャンは、仮釈放後に出会った心優しい司教の言葉に心救われ真っ当な人間として生きていこうと誓います。そんなバルジャンの生涯を追った大作ミュージカルです。

ミュージカルとして初上映されたのは1980年のこと。パリにて初演を迎えましたが、この時のものは原作の内容をよく知るフランス人のために作成されたものだったので、色んな場面が省略されていました。その後、イギリスで上演されるに辺り内容が改変され、今日の「レ・ミゼラブル」が誕生したのです。

「民衆の歌」以外にも有名な曲はたくさんありますが、特に有名なのはファンティーヌによって歌われる「夢やぶれて」ではないでしょうか。いつだったか、イギリスのオーディション番組でスーザン・ボイルさんが歌ったことでさらに知る人が増えたかと思います。

この作品には、貧困に苦しみ惨めな暮らしを強いられている人々がたくさん出てきますが、個人的にファンティーヌが一番可哀相に思います。

一時は愛を語らった男性は去り、働いていた工場を不当な理由で解雇され、一人娘のコゼットの生活のために髪を売り、最終的には娼婦となってしまいます。そんな彼女が絶望の中歌うのが「夢やぶれて」です。

2013年に公開されている里アンナさんによる「夢やぶれて」の歌唱映像です。よろしければ下記からご覧ください。

う～～～ん、聴いていると本当に胸が詰まりますね。私は知念里奈さんのファンティーヌを舞台で見たのですが、涙がボロボロ出てしまって大変でした。絶望に打ちひしがれて歌いだしていくのが、だんだんと感情が高ぶっていき・・・そして最後はまた今の自分の境遇にはたと気付く・・・という。

・・・と、まだまだ語りつくせないですが、今日はここまで。また次回レミゼ紹介の続きを更新させていただきます！

コラムVol.2はこちら♪

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by.EI

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