何か自分の求める音色と違う.........吹きづらい.........
もしかしたらマウスピースやリガチャーではなく、リードが原因かも!

リードにも種類があり、その種類ごとに音色作りのポイントが異なってきます!
今回は「バンドレン」のリードをご紹介します!

ファイルドカット・アンファイルドカット

左：ファイルドカット　右：アンファイルドカット

リードは削り方の違いで大きく分けて２種類あります。
ファイルドカットは表面を削った部分が真っ直ぐになっています。比較的音の立ち上がりがまとまりがあり、全体的に明るめの音色になる傾向があります。
アンファイルドカットは表面を削った部分が曲線になっています。比較的ダークで落ち着きのある音色と言われています。

一般的には、ファイルドカットが吹奏楽・クラシック向き、アンファイルドカットがジャズ向きとされています。

トラディショナル

初めて使ったリードがトラディショナルだった方も多いのではないでしょうか。
それもそのはず、バンドレンの中でも1番人気の高いモデルです!
通称【青箱】　紺色っぽいですが見た目の通りですね!
ファイルドカットのリードで発音が歯切れ良く、リッチでダークな音になります。
全音域、楽に出すことが出来ます。

V.12

通称【銀箱】
トラディショナルよりもヒールとティップが厚めで、パレット(削った曲線から先端までの長さ）が長くなっています。
長めのパレットは、振動しやすく深く豊かな音になります。ティップが厚いのでアタックがしっかりとして、その上耐久性が増します。あたたかく豊かで力強いサウンドです。

V21

V21は56ルピックと同様の円錐形とV.12のカットの形状を組み合わせてデザインされました。
その結果、全音域でより吹きやすくなり、あたたかな、深みのある音が出せるようになりました。また鮮明な響きで、反応のよさも抜群です。広い音域での跳躍も均一で豊かな音です。

56ルピック

クラリネットリードのみ販売されています。
アンファイルドカットにすることでリードに厚みを持たせています。全音域でレスポンスが早く、豊かで芯がある音がします。オーケストラプレイヤーの方向けのリードです。

良い音は「リード・マウスピース・リガチャー」が良いもので揃うことから始まります。
吹きやすく、自分の好きな音を出すことが出来るリードを探してみてはいかがでしょうか。

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