部活を頑張っているから、楽器を買ってあげようかな・・・と考えている親御さん！
新入生の入部に向け、楽器を購入される方が増えていくこの時期に。

買おうとは思ったけれど、どれを選んだらいいかわからない。違いがわからない。など楽器選びはわからないことがいっぱい！という方も多くいるのではないでしょうか。そんな方のために、どのような楽器がいいのかをご紹介していきます。

フルートを買う前に

今回ご紹介していくのはフルート！
楽器が横に長く、簡単そうに見えて意外と指の位置や首の向き・角度が難しいこの楽器。
それでも、学生は毎日のように楽器を触る機会も多く、何といっても若い子の吸収力といったらすごい！！
だからこそ、買い替えにならない1本を選ぶことをオススメします。

もちろん、楽器は安いものではありません。
3年間しかやらないなら、卒業後やるかわからないから、という親御さんの気持ちももちろんあると思います。ですが、手軽に買えるものを買って始めてみたら、不満が・・・なんてことにもなってほしくないですよね。せっかく買った楽器だからこそ、長く楽しんでほしいもの。
ある程度のものを選んでおけばよかった、ということにならないためにも、長く楽しめる楽器をご紹介していきます。

リペアマンに聞くフルートの違い

ここからはリペアマンに聞いた、フルートの違いをご紹介していきます。

フルートの購入ポイントはこの3つ！
このポイントを中心にお話ししていきます。
・素材が素により近い
・精度の事を考えている
・修理調整にコストがかかりにくい

皆さんが思い浮かべるフルートは、どんなフルートですか？？銀色でキラキラしている姿を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
銀色の金属はたくさんありますが、フルートと言えば銀・純銀が使われています。この銀の含有量によって響き・価格が異なってきます。
初心者向けのモデルなどは銀メッキをかけ、購入しやすい価格帯へとなっております。

音の違いは振動の伝達の違い。素材が複雑だと結果も複雑になります。
良い音を求めるには、できるだけ素材は「純」な方が良いのです。

だからといって、銀で作ればOK!というわけではないのが楽器。せっかく銀で作っても、制作過程の精度が良くないと響きが消えてしまいます。
音色に差が出るのは材質の割合。

価格の違いを大きく分類すると

・全部「銀」製。
・管だけは銀。
・重要な部分はせめて銀。

このようになります。
このような違いから、価格帯に応じたラインナップを揃えられています。

材質だけ銀でちゃんとしていたらいいのでは？？
とも思いますが、それだけでは良い音で演奏はできません。

合う場所がしっかりと合うのか。というところが2つ目のポイントとなってきます。
具体的には、穴を塞ぐ為のタンポが付いてるキイが正常に動くのかというところです。キイの精度が落ちてるとナナメに閉まろうしてしまい、正常には動いてるとは言えません。正常にというのは、ただ開いて閉まることではないということです。

ナナメにしまってしまうものを正常に修理しようとすると結果的には購入額にプラス。
ちゃんとした楽器を超える額になる事がほとんどです。

オススメ！フルート

オススメしたいのは、ヤマハ・サンキョウ・ムラマツ

ヤマハ・・・標準ライン。敢えて音色に特色を持たせていないので逆に自由度を高める。

【YFL517】
自由な吹奏感とバランスの良い音色。

ムラマツ.・・・国産発の専門メーカーで、低価格帯でも設計が同じと言うこだわり。

【EXⅢ CCE】
やわらかく耳当たりの良い深みのある音。

サンキョウ・・・・ムラマツ出身の技術者が始めたブランドなので、水準がそもそも高い。

【エチュード】
機能性と耐久性を兼ね備えた初心者に最適な1本。

【シルヴァーソニック】
ベストセラーモデル。

店頭では一部カタログもございます。
ご購入をご検討の方は、ご相談ください。
ご説明・お見積り等、承ります。

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