当店のブルースハープコースを担当している陬波靖行先生が「JP身延線びっくり！エキスパート-NHK」に登場！！
ブルースハープ日本一の演奏家として、本物の蒸気機関車が走っているかのようなスゴ技を披露されました。
初めてでも気軽に楽しくマスターできる「ブルースハープ」についてご紹介いたします。

ブルースハープとは？

ブルースハープとは穴が10個のハーモニカの事です。吹き吸いで二つ音が出て、計20個の音を出せるハーモニカです。
大変小さな楽器ですが3オクターブの音域を持っています。アメリカの黒人たちが生み出したブルースミュージックの中でよく使われたので、ブルースハープ、ブルースハーモニカとも呼ばれています。穴が10個なので、10ホールズという名称もあります。

その名の通りブルースで吹かれたり、ロックやブルース、フォーク系の弾き語りの方が一緒に吹いていたりと、目にすることも多いのではないでしょうか？アーティストでは、いきものがかかり、山崎まさよし、長渕剛、ゆずをはじめ色々な方の演奏でもお馴染みですね。人間の声や発音と一緒で、演奏者の特徴がそのまま表現される「生」の楽器です。構造はシンプルでも奥が深く、ブルースハープの虜になること間違いなし！！

ブルースハープの種類

ブルースハープの種類は、素材によって3つに分けられます。
木を切り出して作られる木製ボディ、樹脂を固めて作られる樹脂ボディ、金属型に入れて作られるメタルボディの３種類です。

◎木製ボディは丸みを帯びた音で、穏やかな曲調に合います。
◎樹脂ボディはやわらかい音、初心者にも使いやすいです。
◎メタルボディは冷たく響く音で、くっきりしたメロディを奏でます。
曲調に合わせて使い分けられるようになると上級者の仲間入り！！

ブルースハープの魅力

【ポイント①】
なんといっても、楽器が小さいので持ち運びが便利です。

【ポイント②】
ブルースハープは独特な音が出ます。
音を鳴らしながら音程を下げたり揺らすことが容易にできるので、他の楽器にはマネできない音色が出ます。

【ポイント③】
10個の穴を吸ったり吹いたりするだけで音を鳴らせます。
ブルースだけでなく、カントリーやポップスなど様々な広いジャンルで使えるのも魅力的です。
ソロだけでなく、弾き語りでイントロや間奏に演奏するとより曲の完成度が高まります。

陬波　靖行先生

～プロフィール～
18歳の頃から、ブルースハープ(ハーモニカ)に魅せられ、独学でマスター。1994年、世界ハーモニカ連盟・日本支部主催の第14回全日本ハーモニカコンクールのブルースハープ・ソロ部門に於いて全国優勝する。1995年、横浜開催の世界大会で4位入賞。30歳の時に東京から朝霧高原へ移住。音楽ジャンルにこだわらず、ブルースハープを追求している。現在、「ブルース・ファクトリー」での演奏活動の他、ソロ活動も行なっている。