皆さんは何のピアノで練習されていますか？
電子ピアノ、アップライトピアノ、グランドピアノ。みなさんはどのピアノを使われていますか？
今回このブログでは、グランドピアノを使った練習がなぜいいのかということをお話ししていきたいと思います。

ピアノとは？

ピアノは鍵盤楽器。並んだ鍵盤は、音の高低や音の配列が小さな子どもにもはっきり分かります。
少し弾きなれれば、キイの位置を指が覚え、音階もすぐにのみこむことができます。

ピアノ1台でメロディー、ハーモニー、リズムという音楽の要素をすべて学ぶことができます。
両手を使って、片手でメロディーを、もう一方の手でその伴奏（和音）をと、同時に楽しむことができるのもピアノの大きな特長の一つです。
また、表現の豊かさもピアノの大きな魅力です。ピアノは指先のタッチで、音にさまざまな表情をつけることができます。
タッチひとつで音〈優しい音〉〈悲しい音〉など感情まで込めることができます。

ピアノという楽器は「作曲家が曲に込めた意図や感情を88個の鍵盤で表す楽器」です。
その意図や感情を自分なりに表現する事が、ピアノを学ぶという事。
自分のイメージする音を表現する、音にするには電子ピアノやアップライトピアノよりグランドピアノのほうが優れているため
グランドピアノで練習するほうが良いとされる理由です。

グランドピアノの魅力

①速い曲が弾けるようになる
アップライトピアノはゴムや紐などの部品を使ってハンマーを戻しています。
それに対し、グランドピアノは自重でハンマーが落ちるため、次のアクションに早く対応できます。

連打をすると
アップライトピアノ⇒1秒に7回
グランドピアノ⇒1秒に14回
アップライトピアノで練習をしていて、早い旋律が弾けない、トリルが上手にできないというのはアクションの違いがあるからです。

②表現の幅が広がる
アップライトピアノとグランドピアノでは、ペダルの効果が変わることはご存知ですか？

　♪グランドピアノ
シフトペダル(左ペダル)：音量だけでなく、打弦の位置をずらすことで音色も微妙に変化させられる。
ソステヌートペダル(中ペダル)：直前に押した鍵盤のダンパーだけが弦から離れ、その音だけに余韻が残る。
ダンパーペダル(右ペダル)：鍵盤から指を離してもダンパーは戻らず、弦は長く振動を続ける。
　♪アップライトピアノ
ソフトペダル(左ペダル)：ペダルを踏むとハンマー全体が弦に近づき、音がソフトになる。
マフラーペダル(中ペダル)：ハンマーと弦の間に薄いフェルトがおり、音量を下げる。
ダンパーペダル(右ペダル)：鍵盤から指を離してもダンパーは戻らず、弦は長く振動を続ける。

③音の聞こえ方
響板という、響く板がアップライトピアノには裏側、グランドピアノには下側にあります。
アップライトピアノは壁に付けて設置される場合が多く、響板がふさがれるため、音はこもりがちです。
一方、グランドピアノは響板や屋根があるため立体的に響きます。細かなニュアンスや音色の変化などを常に確かめながら演奏することができるため、耳が育ち、よい演奏につながります。

動画で見てみる

音の出る仕組み

アップライトピアノの中の様子
開けて演奏してみた♪

家にグランドピアノは大変・・・どうしたらいい？？

家にグランドピアノを置くのは難しい・・・。
ご自宅の環境もあり、難しい方も多くいると思います。そのような方は、グランドピアノに近いアップライトピアノや、
電子ピアノをお選びいただければと思います。最近ではグランドピアノに近いタッチの製品も出ております。
お気軽にご相談ください。
ピアノについてはブログよりご確認いただけます。→ブログへ

また、すみやグッディ沼津店ではグランドピアノの練習室の貸し出しを行っております。
このように、グランドピアノが入ったお部屋が数部屋ございます。
レッスンが入っていないときのご案内となってしまいますが、一般のお客様にもご利用いただくことが可能です。
お電話にてご予約を承っております。TEL 055-926-1171

当日の空き状況はTwitterにて発信しております。是非チェックしてみてください♪　＠sumiya_nbg

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