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今、きてます！ネオ・ソウル・ギター！

ギター・ドラム LM楽器

現在、Youtubeやインスタグラム等のSNSで人気を集めている、最先端のギタープレイ・スタイルと言われるネオ・ソウル・ギター。
実は「ネオ・ソウル」という音楽ジャンルは30年位前からあるのですが、「いったいどういう音楽？」と思われる方も多いのではないでしょうか？

そこでwikipediaで調べてみると・・・
ネオ・ソウル（neo soul）はコンテンポラリーR&Bのサブ・ジャンルの一種。1970年代の流行性のソウル・ミュージック（ニュー・ソウル）にジャズ、ファンク、ヒップ・ホップ、ハウスの要素が加わり、発展した音楽のジャンルである。様々な音楽とクロスオーヴァーしていることから、明確な定義がもてない音楽用語でもある。
という感じで、なかなか言葉では説明が難しいようです。
なので、手っ取り早く1曲聞いてみましょう。

最初は鍵盤楽器がフィーチャーされることが多かったようですが、次第にギターも使われ始めました。
ネオ・ソウルにギター演奏が取り込まれるようになったのは「ジョン・メイヤーの影響が大きい」というのが有力なようです。（諸説あるようですが）
ジョン・メイヤーのプレイの一つ、「クリーン・トーンでの指弾き」がそうですね。

音楽的な特徴としては、マイナーナインスコード（m9）や、ペンタトニックスケール＆ダブルストップ双方の活用により、緊張感の中にもキャッチーさ、おしゃれな雰囲気が感じられます。
またリズムは若干前後に揺れた感じで、ルーズな中に独特のテンポ感を表現できます。プレイヤーの個性が出やすいですね。

すみやグッディ本店ではネオ・ソウル・ギターの代名詞ともいえるギターブランドの「ディアンジェリコ」を大量展示し、ギタリストの皆さんのご来店をお待ちしております。

ここでちょっと「ディアンジェリコ」がどのようなギターかご紹介しましょう。

・ニューヨークでバイオリンやマンドリンの製作・修理を行っていた、創設者のジョン・ディアンジェリコが1932年に「D'Angelico」の名を冠したギターの製作を開始。

・当時は、Gibsonの「L-5」を模倣した製品を製作販売していたが、1936年には自らのデザインによる代表作「New Yorker（17 3/4インチボディ）」「Excel（17インチボディ）」の製作を開始。
当時からディアンジェリコらしい、アール・デコ調のデザインがヘッドのインレイやピックガード、テールピースなどに施されています。

・ディアンジェリコのギターは、ジョニー・スミス、チェット・アトキンスなどの巨匠達がこぞって愛用したことによりアーチトップ・ギターの頂点として有名になります。

・しかし、あとを引き継いだのは、見習いとして働いていたジェームス・ダキストでした。1964年ジョン・ディアンジェリコは心臓発作によりこの世を去ってしまいます。

・ダキストはディアンジェリコの「New Yorker」を継承したギターの製造をしていましたが後に独自の発想による進化したアーチトップ・ギターを何本も生み出し、D'AquistoはD'Angelicoと並ぶ20世紀の2大アーチトップギターメーカーだと広く認められています。

・その後、日本でディアンジェリコのレプリカモデルの生産・販売が始まります。
アメリカでは、その日本製レプリカモデルを販売するため、1999年に「D'Angelico Guiters of America」を設立。2011年からブランドの再生を始めました。